9月20日（水）の6校時に２学年の文系生徒に向けて、尾半ホールディングスの社長・間瀬慶蔵さんによる講習会が行われました。

　間瀬さんは、びはんをはじめいろいろな店を経営しています。中学時代はあまり良い思い出がなかったそうですが、宮古高校に入学し柔道に打ち込んでいく中で、時間が解決してくれるということを学んだそうです。その後は弘前大学に進学し、大学では料理の楽しさ、山田・弘前の魅力に気づきました。

　また、被災をしたことで人とのつながりを大切にするようになりました。間瀬さん自身だけではなく周囲の人の態度も変わったそうです。それから、復興に力を入れ、山田のモノを使ったコラボ商品などを次々開発しました。他の地域からの復興支援によるものもあり、そのような助けによって人と関わることの大切さを再確認したようでした。

　最後に間瀬さんは、自分で世界を作れる大人になって欲しいと力強く話していました。今日の講習会を受けて自分の進路を改めて考えるきっかけになったと思います。2学年は11月から個人探究が始まりますので、今日学んだことを生かして頑張りましょう。