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思春期歯科講習会

 9月30日(金)に行われた思春期歯科保健指導の様子を、放送部の小笠原がお伝えします。

 今回の講習では歯周病とは何か、そしてどう予防すべきかを歯科医の伊藤先生に教えていただきました。
 歯周病とは口の中の細菌によって引き起こされる炎症性疾患であり、歯茎が腫れ、触っただけで血が出るそうです。その上、影響は歯だけではなく体全体に出て、病気になるリスクもあるとおっしゃっていました。口の中の細菌が原因ではあるのですが、洗口剤等を使ってしまうと常在菌と呼ばれる良い菌まで殺菌されて糖尿病のリスクが高まり、さらに歯周病が悪化するという研究結果もあるそうです。

歯間のケアが重要

 より良い予防をするためには、歯の染出しをしてみがき残しを確認すること・歯ブラシを清潔に保つこと・糸ようじを使うことが効果的だと教えてくださりました。
 講習を通して、歯周病は治療によって症状は改善するものの、完全になくなることはゼロに近いため、今のうちから予防を習慣づけることが重要だとわかりました。