【探究の時間】2学年主権者教育
5月29日(月)の総合的な探究の時間に選挙啓発授業が行われました。今回の授業は2年生を対象に行われ、選挙・投票についての講義だけではなく、実際に模擬投票も行いました。その様子をお伝えします。
最初の講義では、選挙年齢の引き下げ、低投票率の影響、投票制度について学びました。選挙権はかつて人口の約1%にしか与えられないものでありましたが、多くの先人たちの努力があり、今、私たちは18歳で行使できるようになりました。しかし、若年層の投票率が宮古市でも低いそうです。投票率を上げ、自分たちの意見を政治に反映させるためにも普段から社会の状況に関心を持ち、どのような社会になって欲しいのか考えることが大切であるとおっしゃっていました。
模擬投票では、小選挙区と比例代表の投票を体験しました。先生方が候補者となり、それぞれが掲げた公約から、誰に投票すべきかを真剣に考え、投票しました。実際の選挙と同じように投票する機会はほとんどないので、貴重な体験になりました。
今回の授業は政治について・選挙について考える大きなきっかけになったと思います。投票は決して難しいものではありません。期日前投票などの制度のほかに、ボートマッチ、選挙管理委員会による情報の発信など活用できるものがたくさんあります。誰かに任せるのではなく、社会の一員として選挙に関心を持ち、投票を通して自分の意見を政治に届けましょう。
以上放送部の小笠原がお伝えしました。