岩手大学見学会
7月27日(水)に1学年と2学年希望者が岩手大学を訪問しました。
大学の先生方各学部の説明を受け、宮古高校卒業生の教育学部3年今津さん、理工学部3年本多さん、人文社会学部1年山口さん、農学部1年昆さんの4名に大学の様子を話していただきました。
本多さんは高校時代から教員を目指しており、担任の先生から薦められた学校推薦で進学を決めたこと、その際に大学や教育問題について調べた時間が本当に楽しいものだったことを話してくださいました。
本多さんはやりたいことが明確でないからこそ、大学へ進学したと話していました。大学に入学した現在でも迷っているが、岩手県内で良い企業に就職したいならば、やはり大学への進学は必須であると思うと、就職活動の様子を交えながら語っていました。
山口さんは大学で学んだ2進数を用いてゲームを行い、幅広い教養と日常に根ざした学びがあることを説明してくださいました。自分の可能性が広げられるのが大学の学びだと話していました。
昆さんは、高校時代に学習習慣をつけることの大切さを実体験を交えて話してくださいました。学習習慣がなかったために、部活動を引退後に苦労したことや農学部で水産を学んでおり、三陸の海をよりよいものにしていきたいという想いを感じさせるお話でした。
「先輩の体験を聞いて、基礎を固めておくことや自分の学びたいものを選び学ぼうとする意思が大切だと思った」「先生方や先輩方のわかりやすい説明のおかげでそれぞれの学部の特徴がつかめたし、大学の雰囲気も分かったのでとても良い経験になった」と生徒も口々に話しており、実際に大学という場所へ足を踏み入れ、設備を見て先生方や先輩の話を聞いたことで、進路意識を深めることができたようです。