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宮古市長講演会

 9月28日(水)に1学年に向けて宮古市長による講演会が行われました。山本市長は「宮古創生~持続可能なまちの実現へ、共に~」をテーマに様々なことを話されました。今回はその様子をお伝えします。

 山本市長は、高校生が今まで行った取り組みや宮古市が行っている取り組みなどを紹介してくださいました。宮古市が過去に2回開催した「みやこ未来議会」には高校生も参加することができます。さらに市ではその高校生の意見を実際に反映しているそうです。例えば、「駅前の駐車場が暗く、周囲からの見通しが悪いので改善してほしい。」という意見をもとに令和3年に街路樹を伐採し、明るさを確保する取り組みを実施しました。高校生の私たちでも、宮古市を生活しやすいまちに変えることができるのはとてもすばらしいと思いました。

宮古の市政について語る山本市長

 また、市は今年度、3つの事業を柱として持続可能なまちづくりを進めているそうです。そのひとつが「持続可能な公共交通の構築」です。令和4年2月からは県北バスでICカード「iGUCA(イグカ)」を導入し、利用者の利便性向上を図っています。また、高校生の提案を受け、三陸鉄道の実証運転を実施し、誰もが利用しやすい鉄道を目指しています。

聞き入る生徒

 このように宮古市では、たくさんの取り組みを積極的に行っていることが分かりました。宮古市長は高校生に向けて、「能力や熱意はプラスにしかならないけど、考え方はプラスにもマイナスにもできる。だから、考え方を大切にしてほしい。」と話していました。山本市長から教えていただいたことを大切にし、宮古市をよりよくするために私たち高校生もたくさんの取り組みに参加していきたいです。以上、放送部の里見がお送りしました。