宮古高校柔道部個人戦準優勝
放送部1年の里見です。
今回は、5月に開催された岩手県高等学校総合体育大会柔道競技の個人で準優勝をした3名を紹介します。
まず男子66㎏級3年宇都宮暖さんにお話を伺いました。宇都宮さんは昨年の大会で2位という結果だったため、今年は優勝するんだという気持ちで毎日の練習に一生懸命取り組んだそうです。「大会本番は、練習してきたことは全部出し切れたが、優勝できなくて悔しい思いもある」と話していました。
次に男子60㎏以下級3年松浦柊真さんにお話を伺いました。松浦さんは最初は自分を追い込む練習を繰り返し、トーナメント表が発表されてからは、対戦相手の研究をしながら練習に取り組みました。「大会では決勝まで行くことができて嬉しかったが、最後に勝てなくて、教えてくれた方に申し訳ない」と悔しさをにじませていました。
宇都宮さんも松浦さんも、「柔道は礼儀などたくさんのことを学ばせてくれ、自分を成長させてくれたものだ」と話していた姿が印象的でした。
最後に女子48㎏以下級2年菊池きらりさんにお話を伺いました。菊池さんは大会が近づくとプレッシャーや緊張が大きくなるため、メンタルコントロールを仲間と重視して行ったそうです。「1年生の時は大会に出場するだけで精一杯でしたが、2年生になり大会で勝ち続けることの難しさを強く感じました」と話していました。
これからについて菊池さんは、「他校の生徒と比べ技術不足な部分があるため、練習試合を重ね、チームとして強くなりたい。そして県で優勝してインターハイに行きたい」と話していました。
3人それぞれが「成長」と「悔しさ」を感じた今回の大会。これからチームとしてますます強くなろうとしている宮高柔道部を応援していきましょう。