第59回吹奏楽部定期演奏会
放送部の小笠原あかりです。
6月26日に第59回定期演奏会が行われました。今年の定期演奏会のテーマ「再生」のもと、吹奏楽部の皆さんはどの様な思いで演奏してきたのか三年生の三浦里桜さん・若江昴充さん・工藤りほさんに取材してきました。
本番までの練習、吹奏楽部では「何故その曲を演奏するかを考え、3階席の人達にも感動を届ける」ということを意識して練習してきたそうです。「発表することではなく、音楽を楽しむことが目的。」とりほさんは力強く話していました。
今年の演奏会は新たな試みとして公演中にミュージカルを取り入れ、「役を演じ切る」を目標に部員一人一人がそれぞれの殻を破り、演じ切ったそうです。公演は二部に分かれており、第一部はコンクール曲、第二部では、幅広い世代に楽しんでもらえるように流行りの曲から演歌まで世代をこえて愛されている曲を演奏しました。本番での気持ちをうかがったところ「本番では、特に緊張せず、次に行われるコンクールを意識して演奏することができた。」とおしゃっていました。とコロナ禍のため、お客さんが声を出すことはできなかったものの、なかには涙を流して感動している方や、うっとりと聞いている方もいらっしゃったそうです。演奏する人も聴く人も心があたたかくなるような素敵な演奏会になりました。