6月28日(水)の6校時に2年生に向けた進路講演会が行われました。講師にクロイワ正一さんを迎え、進路選択のポイントやこれから自分たちがすべきことなどを学びました。その様子を放送部の小笠原がお伝えします。

　高校卒業後の進路には大学や専門学校への進学、就職がありますが、どの進路にもメリットだけではなくデメリットがあります。それを理解したうえで自分がしたいことをもとに進路を選ぶことが大切であるとお話していました。進学に関しては一つの学問だけではなく、問題解決のために幅広い学問を学ぶ「学際系」学部や新たな学部の誕生により幅広い選択ができることを学びました。今回の講演で最も印象に残っているのは「企業が新卒者に求める資質」についてのお話です。1番求められている能力はコミュニケーション能力で次に求められている能力は主体性です。人の話をよく聞き、自分の意見を話すことは学校だけではなく社会でも重要であることを改めて学びました。またコロナウイルスの影響が弱まった今、岩手県もグローバル化が進んでいます。それにあたってコミュニケーション能力や主体性は今後以前よりも重要になってくるので、今からそれらの能力を養っていく必要があると強く感じました。

　最後に正一さんは「人は学びや鍛錬といった努力で能力が変わってくる。苦手であっても嫌いにはならずにやり続けていればいつしか得意になる」とお話していました。
今回お話していただいたことを参考にし、日々の積み重ねを大切に、それぞれの進路を実現できるように頑張っていきましょう。