令和5年10月14日、創立100周年を迎えた宮古高校はシーアリーナで記念式典を行いました。

事前準備から式典当日まで先生方や生徒達の真剣な表情が見られ、100周年を祝うのにふさわしい態度でのぞんでいたと思います。式典では宮古高校に勤めていた方の表彰などがされ、今まで尽力されてきたことへの感謝の意が表されました。祝辞ではそれぞれ宮古高校での思い出や学んだことを話され、これまでの宮古高校の歴史を振り返りながら100周年を祝う言葉を頂きました。

式典のあとはアルピニストの野口健さんによる講演会がありました。講演では野口さん自身の体験をもとに、目標を持って活動することの大切さを伝えてくれました。特に、富士山の清掃活動では「富士山のためではなく自分が山に登りたいからきれいにするんだ」と、印象に残る話をしてくれました。登頂するためにはどんなことをしなければいけないのか、また最後の大事な場面では他の人に頼らず自分で判断しなければいけないことが分かりました。100周年という節目を迎えた宮古高校で、在校生である私達もそれぞれの目標に向かって成長していきたいと思います。